NPO法人職業創造センターは、「職業と何々」 というデジタル新聞を2016年4月11日に立ち上げました。様々な出来事と職業を絡めながら様々な意見を発信します。

 まだプロトタイプのようなものですが、徐々に改良いければと思います。小さな声(実は多くの声なき声かもしれません)を発信します。

 第1回目は 「職業とシャラポワおよびショーンKの応援と世界ナゼそこに?日本人」 という記事です(長い題名ですね、笑)。

 さわりの部分は「日本は今、私が若い時よりさらに親の権力と組織が極めて大きな比重を占めるようになっていると常々感じている」です。ぜひご覧いただければ幸いです。

職業と何々
http://jobnewpaper.blog.fc2.com/

※5/29追記
第2回記事 職業と「UNEXT無料体験」でしくじったこと
第3回記事 職業と売れなくなってきたユニクロ
第4回記事 職業と「弱者と言わない弱者と言われない弱者

 なお、私たちは右から左までの政治的組織や宗教色と無縁です(最近はNPOというと色がついていると思われがちですので、笑)。

 また、NPO法人職業創造センターは今年から世界教室を開催いたしますが、プレオープニングイベントを6月 に、第1回目のスペイン教室(イベント色を出すために名称は変更予定)を7月 に開催することが決定いたしました。

  スペイン教室は、若くしてグアテマラに渡ってスペイン語を習得してスペインで漫画喫茶などを起業しましたが失敗、しかし、立ち上がり、現在はバルセロナなどでペンションを順調に経営され、さらに日本のプロサッカーチームのサッカー教室の運営にもかかわったりしておられる方の「海外の冒険物語」など多彩な内容が用意されます。せひいらしてください。

 なお、先立って行われるプレオープニングイベントについてはまだ内容は未定です。しかし、「日本で世界を見に行こう」など、アイデアはあります(笑)。

 NPO法人職業創造センターは先月(3月)で設立から1年がたちました。特に1周年記念イベントも行いませんでしたが、毎月メンバーが集まって会合しています。いきなり派手にマスコミに登場するNPOもありますが、私たちも少しづつではありますが、歩んでおります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 NPOは、社会問題の解決に向けて活動していくものです。

 そこで、職業創造センターでは、世の中に対して様々なことを発信していくため、無料のデジタル新聞 の発行を検討することになりました。

 現在働いている、いないにかかわらす、新しい職を求めている人は大勢います。生活のためはもちろんですが、職は生きがいとも密接に関係しているからです。しかし、新卒者は別として、求職者自身からの世の中への発信がマスコミに取り上げられることはほとんどありません。なぜでしょうか。

 私を含め、もがいている求職者の多くは、右から左までの政治的組織とは無縁です。そのことが関係があるのでしょうか(笑)。

 求職者が発信すると、既得権をもち、世の中に影響力ももっている様々な各種政党、各種団体にとっては都合が悪いのでしょうか(笑)。ちょっと大げさでしたね(笑)。

 さて、例えば、完全失業率の改善がこのところよく話題になっています。完全失業率は、完全失業者数÷労働力人口×100 で出る数字ですが、「完全失業者」ということばが実は曲者です。

 完全失業数の定義は、総務省統計局によると「仕事がなくて少しも仕事をしなかった者のうち、就業が可能でこれを希望し、かつ仕事を探していた者及び仕事があれば、すぐ就ける状態で過去に行った求職活動の結果を待っている者」ですが、例えば「雇用保険受給資格がない状態で、ハローワークでの求職活動はせず、ネットやちらしで求職活動をしている方々」は、把握できないため、完全失業者数に含まれません。

 こういう方法で懸命に職を探して応募している人、ほとんどあきらめてしまっているけれども、それでもたまに応募している人、こういう方々はたいへん多いです。

 政府発表の2016年1月分(2016年3月1日公表)の完全失業者数は211万人ですが、ことばのもつ本来の意味での完全失業者数は、実はこの倍はいるのではないか 、と思われます。

 また、有効求人倍率にしても、採用しないまま掲載期間終了、あるいは期間終了で再掲載(回転求人と呼ばれているそうです)が多くあることは、周知の事実であろうかと思います。その理由については諸説あります。

 職に関するデジタル新聞、検討中ですが、発行する場合は、なぜかマスコミが取り上げない 「多くの小さな声」 を反映 させていきたいですね。どうぞよろしくお願いいたします。